根っこまで紫

たからぼぼボックス

紫担の一万字インタビュー

岸くんに伝えたい言葉はニジイロクワガタのファンレターに詰めこんだ!

だからここではしがないオタクの独り言を自己満でただつぶやこうと思ったんだけどまさかの一万字超えてしまいました。あたおかじゃん

どうしても、アイドルとしていっぱい幸せをくれた岸くんに対する想いが抱えきれなかったんだ。せっかくだから私の岸担ライフを振り返ったろ!て書き出したら全然ハッピーな文章じゃなくなってしまったけど…もし一緒にわかちあってくれる人がいたら嬉しいなーって、そんな気持ちです。

私が初めて岸くんを観たのは、2019年にキンプリ5人でしゃべくり007に出たときだった。

当時の私にとってキンプリといえばようやく紫耀くんを認識しはじめた頃で、カッコよくておもろい子がいるな〜と思っていた。あと同居人が謎にシンデレラガールのライブ映像にハマっており、どうやらひとり歌が上手い子がいるらしい、くらいの情報量しかなかった(後にそれが岸くんのことだったと知る)。ある日テレビをつけたらたまたましゃべくり007をやっていて「紫耀くんおるやん」と思ってチャンネルを変えずに眺めていたのを覚えてる。そこにいたうちのひとりが岸くんだった。

岸くんを初めて見た第一印象は「ひとりだけ素朴な子がいるぞ?」やった(当時の髪型が黒髪短めだった)。しかも相当天然。天然っていうか色々斜め上をいってるというか。番宣で思わずハハァッて笑っちゃうアイドルって!(笑)

確か最初はそんな感じ。おもろいな〜くらいの印象だけだったはずなのに。その後は記憶もないくらい、気づけば岸くんという沼にいた。

沼に落ちるまで何を見たのかすら、もはや覚えていない。え、めちゃくちゃカッコいいやん、くっしゃくしゃに笑うやん、ほんでおもしろいのに歌は上手い、ダンスは上手い、おまけに性格が良くて演技まで上手い、だと…?って多分こんな感じだった(ほんまに覚えてない)。何回見てもハマらない人には微塵もハマらないのに、岸くんはあの1回、しかもなぜかバラエティ番組で撃沈だった。(せっかくなら歌で堕ちたかったという思いはある笑)

本当に沼落ちしたときは自分でも何が起きたかわからないんだね。だって最初は信じられなくて「いや、これはきっと一過性のやつ…3ヶ月で終わるやつ…ファンクラブに入ったら終わり」って謎に言い聞かせて抗ってたし。

ね、3ヶ月だって笑

いつのまにか4年半経ってたよ。

もちろんもっと古参の方はいっぱいいるから自慢できるほどでもないけど、少なくとも私の人生では、圧倒的な最長記録。

なんでこんなに岸くんにハマったんだろう、と思うこともある。あの頃の私は仕事がしんどかったし、プライベートでもいろいろあって一人の時間が多かったし。無意識に癒しを求めていたのかもしれない。

でも今となっては、あの日たまたましゃべくりを見なかったとしても、きっといつかどこかで私は岸くんに堕ちてた、と思う。だって知れば知るほど、岸くんみたいな人は他にどこにもおらんもん。

そんな感じであっというまに岸担に大変身した私は、身を滅ぼさないように気をつけながらもそれなりに(いや、だいぶ?)濃いオタ活をしてきた。ここからは走馬灯のごとく、私の笑顔と涙と怒りと喜びに満ちた4年半を振り返ってみます。れっつらごー!

初めて生の岸くんを観れたのは一年目のドリボ。0番に立ってカンパニーを率いる岸くんが眩しくて、生の歌声があまりにも素晴らしくて感動した。当時は激務で死んでいたけど、千秋楽まで走り続けるだぶゆを思いながら私も頑張ろうと決心したな。

ただその後しばらくは、グループでも個人でも露出がほんまに少なくて氷河期に突入。なんでこんなに才能がある人が報われないんだろうってずっと悶々する日々やった。でんじろうとか密会レストランにめちゃくちゃ救われてた。懐かしい!!!貪るように見てたもん。

この頃の雑誌記事や番組を見ると、岸くんにもどことなく「もっと頑張らねば」って思いがあったように感じられるんだよね。みんなと比べて自分には仕事がないっていう発言もあったし、危機感みたいなのがあったんだろうなって。この4年半で岸くんは自力で飛躍してきて素直に凄いなと思うけど、私はこのグループと個人の氷河期(およびしばらく続いた演技氷河期)にチャンスを積極的に作ってくれなかった「何か」を今も許してないからな!だって24歳の岸くんも25歳の岸くんも、あの時しかいなかったのに。

そんな中コロナ禍になり…申込めると思ったライブツアー「L&」も配信になって、コロナを心底恨んだ。でも配信ライブならではの演出はとても素敵だったし、直接会えない状況のなかでキンプリが考えたL&の世界観には凄く元気づけられた。この時コロナがなければ、もしかしてキンプリが進む未来も変わってたんかな、なんて妄想してしまう時もあるけどタラレバを言ってもしょうがない。(嗚呼武者修行!!!これ以上はなにも言わん長くなる)

岸くん個人でいくと、2020年の24時間TVのメインパーソナリティに抜擢されたのは全く想定してなくて、知ったときはとにかく驚いて飛び上がった!!「新しい1回目」というコンセプトも良かったし、あったか5兄弟も大好きやった。サプライズでキンプリの4人が出てきたときの、岸くんのホッとしたような満面の笑顔が忘れられない。グループの顔となってメインパーソナリティを務めている岸くんが誇らしくてたまらなかった。(そういえば深夜に撮影したVっちょコミュニケーションのダンス動画が採用されたのは一生の自慢)

何より、この宣伝をきっかけに岸くんが鉄腕DASHに出演するようになったのは、一番の財産だったと思う。あの1回の番宣からこんなに続くなんて思わなかった。これは100%、岸くんの力で繋げたお仕事だよ。実際、岸くんの生き物に対する愛情や観察力、発見力(これはまじで凄い)を見るとこれはもう岸くんの天職だと思う。他のバラエティとは少し毛色が違う、いつも温かく見守ってくれる太一くんがいて、岸くんの才能にフィーチャーしてくれて、面白くも愛のあるテロップを付けてくれる鉄腕DASHが大好きです。新宿DASHに始まり、0円食堂、DASHメシ遺産、ウルトラマンDASH、そして新たなDASH村。特に福島での米作りという、DASHの中でも歴史ある企画に岸くんが参加すると決まったときは嬉しかった。岸くんが活きる機会を作ってくれた鉄腕DASH様には感謝しかないです。お米、収穫できてよかったな…岸くんがおいしい炊きたてのごはんを食べられるといいな。

ところで2020年の冬は2年目のドリボがありましたね!コロナ禍でも誰一人感染することなく、公演が中止されることもなく、千秋楽まで駆け抜けたのは、ひとえにだぶゆをはじめ出演者と関係者全員の努力の結晶。ドリボには本当に恵まれていて、この年も観ることができたのは私の宝物です。1年目は初めての生岸くんに高揚しすぎて記憶が飛んでるので、2年目の方が記憶に残ってるかも。ドリボはなにより、岸くんと神宮寺さん二人のパフォーマンスにほとんど2時間ぶっ通しで没頭できるのが醍醐味なんだよ。歌声に包まれ続けて耳が溶けるし、二人のあふれんばかりの熱量に触れると、とんでもないパワーをもらえる。お願いだから、円盤化してたくさんの人に届いてほしい。これはずっと言い続ける。

バラエティで立て続けに来たのがVS魂のレギュラー決定!これはもう予告の吊り橋ドッキリから匂わせてたけど(笑)、嬉しかったなあ。毎週岸くんが観れるって何?!どゆこと?!それまで砂漠状態だった私にとってはまさに水のような存在やった(Gメンネタ入れるな)VS嵐の後継番組で制作側も色々と難しさがあったのかもしれないけど、この2年半でいろんな企画をやってくれてアットホームな番組やったし、最後の最後までオタクたちに岸くんという貴重な水を与えてくれた番組だった。すでに散々言われてるけど、岸Englishも(Just egg!!)岸くんの独創的なクッキング(チヨ子懐かしい)も岸食いも岸Dも全部、VS魂が最初だったんだよね。岸くんのキャラを発掘してくれたVS魂にも感謝やし、そのチャンスをしっかりモノにして結果出して企画を継続させてしまう岸くんのバラエティ能力は本当に凄かった。

それに岸くんが先輩の流星くんとめちゃ仲良くなったり、浮所くんといるときの先輩な顔を見れたり、魂メンバーといるときの新たな一面もみれた。何よりJr時代からの親友だった優勝が一緒に共演している姿をみれるなんてさ…こんな未来が来るって誰が想像したよ…(泣)VS魂も心からありがとう。

唯一、心に重く響いたのはいわちのキンプリ脱退のお知らせだった。

私が大好きなPrinceの3人の姿をみることはもうない。その事実が正直めちゃくちゃキツかった。あの3人だからこそ完成する、パステルカラーのキラキラした世界観が大好きだったから。PrinceとPrincess(私は間に合わなかったけど)だからこそ、わかりあえる想いがあるって知ってたから。

でもこればっかりはしょうがないなと。6人で話し合って決めたことだから、私らはそれを受け入れる以外にない。辛かったけど、その後いわちが個人で活動を始め、昔から大好きだったアメリカにもよく行ってFairyのみんなが幸せそうなのを見ると、結果的にこれで良かったんだと思う。道が違えど、それぞれの場所で輝けて本当によかった。

岸くんバラエティのお仕事がどんどん充実していくのはすごくありがたかったものの、個人的には岸くんに演技のお仕事がなぜこないのか、どうしても納得できなかった。確かに岸くんはバラエティの天才ですよ?引っ張りだこなのはわかるけどさ!演技が上手いJrランキング1位だった岸くんが、ニセコイからいっこも演技のお仕事がないなんて、業界のえらいおっさんたちは何してんだよ!!!ってずっと怒り狂ってたな。この頃の私のつぶやきを見返したら怨念の塊で本当にひどい。何より他メンバーの演技の仕事を知るのが苦しかった。ニュースすら見ないようにしてたもんな。

そんなときついに『ナイト・ドクター』の出演が決まって。この時はがちで泣いた。冗談抜きで、あの日は外に出たら世界が輝いて見えて。しかも月9の青春医療ドラマ!共演者に波留、北村匠海田中圭岡崎紗絵!こんな豪華なキャスト陣に連ねる「岸優太」の名前が嬉しくて嬉しくて。作品自体も現代医療の課題や人間模様が描かれていて面白かったし、岸くん演じる深澤先生が医者として葛藤し成長していく過程が繊細に表現されていて、大好きな作品のひとつになりました。

岸くんの瞳の演技が好きなんよ。『ナイト・ドクター』ではそれがすごく活かされてた。

『ナイト・ドクター』がなかったら私はずっと他メンバーの出演作品を観れないままだったと思う。(それでも遅いけどな!!)

この頃は勢いがすごくて、2021年5月にはキンプリが24時間TVのメインパーソナリティーに決定。まさかの岸くんが2年連続!!個人的に忘れられないのが、フラワーソングメドレーのトリで岸くんがセンターになり『フラワー』を歌った瞬間。岸くんがキンプリのみんなをここに連れてきたんだなって勝手に胸アツになった。岸くん、マラソンも走ってるのに最後まで全く疲れをみせなくてえげつないバイタリティにびびった。きっとメンバーの大きな心の支えになっていたであろう。あとは地上波で初めて歌ったフルのシンデレラガール。2番のだぶゆと岸くんのソロが聴けたときは震えた。最高のシンデレラガールだった。

キンプリのアーティスト活動という側面でも『Magich Touch / Beating Hearts』が発売され、Re:Senseのライブツアーと、自分たちがやりたいことにどんどん挑戦しているのが目に見えた時期。グループの話をし出したらまた長くなるので割愛するけど、マジタに関しては本当に、衝撃を受けたからどうしても外せないんですわ!Jでまだ誰も踏んでない新たな道を開拓するキンプリの、恐いくらいの本気を感じたっていうのもありつつ、岸くんのダンス力に新しい境地をみたのが衝撃的で。今まであまり見たことがなかった"ヒップホップ"というジャンルをこんなにも自分のものにして踊りこなしている岸くんを初めて見た。え、いつのまにこんなタイプのダンスができるようになってたん?!という衝撃。Mazy nightもBounceも衝撃だったけど、私のなかではマジタがひとつのターニングポイントでしたね(いやなんでアーティスト目線で語っとるねん)

でも、それが岸くんにとって決して簡単なことじゃないって知ってるから余計に感動するのよ。自分でもスロースターターだと言ってる岸くん。メイキング映像を見るたびに映っている、黙々とダンスを練習し続けている岸くんを知っているから。今までと違うこのダンスを、こんな高いレベルまで仕上げるのにどれだけの練習時間を重ねてきたんだろう。想像しただけで、気が遠くなる。

ただマジタに関してはもっと頑張ればよかったと今になって後悔してる。彼らの賭けに近い挑戦だったのに。この円盤が2年後の結果の布石になっていたとしたら、って何度も想像してしまう。

Re:Senseツアーは正直言うと、死ぬほど行きたかったのに全滅だったという苦い思い出が(笑)でもコロナが少し落ち着き始めて、キンプリがやりたいことを盛りだくさんに詰め込んだ感じも、その尖ったカッコよさも大好きだった。観たかったなあ。

2022年はキンプる。のレギュラー放送開始という最高の幕開けやったね!最初は制作側に方向性の迷いが感じられなくもなかったけど(笑)、回を重ねるごとにメンバーの個性を活かした新企画がどんどん生まれて毎週めちゃくちゃ楽しかった。English Cookingも道の駅3品クッキングもキンプるヤンキースも、モテKing & Prince選手権もぜんぶ大好き。これは永遠に言うけど、1度だけ岸くんが体調不良で欠席した回は、いかに岸くんがキンプリおよび番組になくてはならない存在か実感したね…もちろん岸くんは圧倒的にバラエティの場数が多いというのもあるけど、全力でバラエティに体当たりしていく姿勢や天性のセンスがないと、これだけたくさん出演することもなかったと思う。岸くん不在のなか、率先して体(というかメンタル?)を張った神宮寺さんにもまた、だぶゆ(泣)(泣)(泣)ってなったよね。真夜プリで鍛えられたPrinceは強い。

それにしてもキンプリの5人がワチャワチャしてるだけでなんでこんなに面白いんやろ!ファン以外の人からもキンプる面白い!と言われることが結構多くて、みんなの良さを生かしてくれた番組とひとりさん・ザキヤマさんありがとうの気持ちでいっぱいであります。

ほんで2022年明け早々、また泣いてしまった朝があった。そう、岸くん初の主演映画『Gメン』の決定。朝起きて、ニュースを知った瞬間泣いた(泣いてばっか)。ついに岸くんの主演映画が来た。私の夢がひとつ叶ったんだって。『ナイト・ドクター』に次ぐ嬉しい瞬間だったかもしれない。岸くんの姿を映画館の大スクリーンで観れるなんて!!想像しただけで幸せすぎて倒れそうだった。その後いろいろあって公開が1年延期してしまったけど、その結果星ひとみ先生の「2023年は岸の時代」が現実になったのもまた奇遇やわ。占いってあながち馬鹿にできない(何の話)

演技といえば『必殺仕事人』への出演はこれまでのパブイメを覆す悪役に震えました。なんとなくのあらすじはもちろん告知されてたけども、リアタイして観てたら想像を超える闇深い演技で度肝抜かれた…不敵な笑みを浮かべる亥之吉の表情が脳裏に焼きついてる。こんな岸優太知らない!!こんなの見せられたら、闇深い演技がもっと見たくなってしまうんですが?!来てくれ〜来てくれよ〜(怨念)

間髪いれずに発表されたのが!キンプリの初ドームツアー『Mr.』!!これも鳥肌が立った。岸くんがデビューの時に掲げていた夢がこんなに早く叶うなんて!え、早い、早くない・・・?いや長かったけど!でも早い!しかも『L&』『Re:Sense』と行けなかった私が初めて入ったキンプリのライブは、記念すべき初ドームツアーの初日。岸くんが人生で初めて目にした、自分たちのドームライブの星々のひとつに私もなれたことは一生の思い出です、あの日はオタク人生のなかでも一番と言っても過言じゃないくらい幸せな一日だったかもしれない。ルマンド衣装で歌ったプリプリと、ロイヤルブルーの衣装で踊るシンデレラガールに泣き崩れたなあ。岸くんのバク宙に目を疑ったなあ。後でメイキング見て「バク宙する」って自己宣言してたのを知ってカッコよすぎて惚れた。

うち、あの日の岸くんの挨拶が忘れられなくて「まだまだ夢はたくさんありますけど、漠然とした夢でもみなさんがいれば叶いそうな気がするんです。こうやってドームに連れてきてくれたみたいに。」って言ってくれたんだよね。このとき、もっともっと岸くんやキンプリの夢を一緒に見たい、そのために全力で応援していきたいって思ったんだよ。ドームはどデカくて岸くんの姿はほぼ豆粒だったけど、そんなの関係なかった。あの空間でキンプリが創り上げてくれた最高のエンターテイメントを浴びれただけで、もう充分すぎるくらい幸せだった。

『Mr.』の興奮も冷めやらぬまに、次は『Made in』の発表!この頃はほんまに祭り状態やった。私はありがたく『Made in』のツアーにも入ることができまして、2022年は最高の1年になりました。

ライブ参戦したときはとにかくワーギャーなってわからんかったけど『Mr.』や『Made in』の映像を見返すと、去年は岸くんの歌唱力が飛び抜けて進化してた気がする。その後続いたシングルでも、どんどん知らない岸くんの歌声が出てきて毎回新鮮で。この人はどこまでいくんだろうって震えた。

この際告白するけど私、岸くんの歌が大好きで大好きでしゃーねー人間なんです(知っとるわ)。岸くんは「歌が上手い」とかじゃないんよ。口から音源、じゃなくて、生歌が音源を越えている。歌声に乗せた感情が聴いてる心に直接ドバドバ流れ込んでくるような、そんな歌を歌うんだよ岸くんは。しかも年々、進化してる。それを支えてるのはもちろんあの柔らかくて力強い天性の声質だけどそれだけじゃなくて、誰よりも先にリハ段階で仕上げてくる、そんな岸くんの努力の積み重ねと、磨いてきた表現力の幅によって成り立っている進化なんだよ。だからまた好きになるんだよ。岸くんの歌声の素晴らしさだけはもっと世に知れ渡らなきゃいけない。(といいつつダンスも演技も以下略)。彼の歌声がもっと輝く場を、ください。どうか。

話がそれちゃった。戻します。

『Made in』は、キンプリがやりたいことを詰め込んだ『Re:Sense』とも、ひとつの集大成である『Mr.』とも違って、自分たちがやりたいことだけじゃなく自分たちが魅せたいものを確立した円盤、というのが私の印象だった。ichibanがまさしくそう。RIEHATAさんのダンスにKREVAさんという最強の布陣にびびったし、Jの垣根も飛び越えて「日本人のアーティスト」としてのアイデンティティを追及しようとしてるのがめちゃくちゃカッコよくて!これなら海外行けるかもって、思った。

そんなこと言ってたらツキヨミで超えてくるしさあ!この曲がオールスター感謝祭で初披露されたときのこともめちゃくちゃ覚えてる。Bメロの岸くんに歓喜した…やっとこの人の才能に見合う歌割りきたーーー!!って思ったよね(モンペですんませんでも本気で思ってる)

これからもっともっとキンプリは上に行ける!いや、行くんだ!って期待が最大値に高まっていたときの、突然のあのお知らせだった。

さっきから、この先がずっと書けない。

うん。

あの夜、私はちょうど家にいてフォロワーさんにリプを返そうとしてた。そしたら1通のメールがきて件名が「ファンクラブ会員の皆さまへご報告」で、もうそれだけで何かがあったんだって悟ってしまった。だって確か、いわちのときもそんな件名だったんだよ。

でも退所するメンバーに岸くんの名前があると思わなかった。

朝起きたときに現実に引き戻されるのが怖くて、夜寝られなかった。ニュース記事もTwitterも事務所も何も信じられなかった。たいていは虚無。で、キンプリを見ると感情が揺さぶられまくってしんどい。心の整理がつくまで、だいぶ時間がかかった。まあ心の整理というと、今もついてないんですけど。悔しい。ほんと悔しい。

でもこの件に関しては、何があったのか本当のところは何もわからない。わかりようもない。だからこれ以上は語れないけれど、二つだけ声を大にして言いたいのは『Mr.10』を考えていてくれて本当にありがとう、そして自分の信じる道を突き進む5人はみんな最高にカッコいい、ということ。もうほんと、その二つだけはさ!おい全世界!全オタク!!いいかよく聞け!!こんなに愛と漢気に溢れた5人、他にいないだろうがよ!!だからゴチャゴチャ言ってないで推しだけを見ろ!!って声高に言いたい。

いろんな人がいろんなことを言って、何を信じればいいかわからない渦中。そのなかでずっと信じることができたのはやっぱり岸くんだった。

何か決定的な言葉があったとかではない。岸くんが退所することを決めた理由も死ぬほど知りたかったけど、結局わからないまま。それでも岸くんの覚悟を決めたような顔や毅然とした態度をみると、きっとこの人は周りの誰にも流されず、屈さず、妥協せず、自分の気持ちを誤魔化さずこの道を選んだんだって信じられた。ともすれば批判を浴びたかもしれない選択。ほんと、カッコいいよ岸くん。そんな岸くんの芯の強さが「この人なら絶対大丈夫」って私を(勝手に)安心させてくれるんですよ。

このときに発表された『すきすきワンワン』の岸くん主演決定は、私の心を救ってくれた最高のニュースだった。今までの作品は「っしゃぁぁぁぁ岸くんの演技の仕事がついにきたぞ!!!凄いだろ岸優太すごいだろおおおおお」みたいなテンションやったけど『すきすきワンワン』は作品があまりに素晴らしくて、わかる人には絶対響くって確信があったし、むしろわかってくれる人だけに届けばそれでいいって思ってた節がある(もちろん沢山の人に知ってほしいけど!)。

多分、私のすきすきワンワン愛が深すぎる(笑)演出も脚本もキャストも全部良かった。岸くんの出演作品で一番泣いたかもしれない。そして数日引きずった(次点は『お兄ちゃん、ガチャ』かな、偶然にも主演作品ばかり笑)。たくさん泣いたけど、たくさんのあったかい愛を感じられる作品だった。うん、やっぱり『すきすきワンワン』は多くの人に知ってほしい!!

紅白で5人が踊った魂のichibanに息を呑み、2023年の幕開けを迎えてからは『すきすきワンワン』に涙し、毎月のようにライブ円盤、ベストアルバム『Mr.5』と発売されて、ふとした瞬間にどん底まで病んで、いやでも今を全力で楽しまねば!もったいね!!と奮い立たせて祭りをやっているうちに5月が来てしまったという感じだった。ひとつひとつカウントダウンされていくのが本当にしんどかった。それでも最後のパフォーマンスの日が来てしまい、どうにかこうにか気持ちの整理をし、記憶に刻みつけようとテレビに齧りついたVenue101だった。

なにこれ。なんだこれ。え、なんでみんな泣いてるの(笑)え、いや、え、え、

なんで泣いてるんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

もうやめてくれ。気持ちの整理なんて無理だった。悔しい。悔しい。

悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい

悔しい。

5人で夢に向かって走り続けたかったね。それをこれからもずっと応援していたかった。

って、今は言葉にしていいかな。

もう感情がぐちゃぐちゃで。すでにボロボロに泣いていて。でも最後のソロパート。

それまでずっと笑顔で歌っていた岸くんが、すみませんとつぶやきながら後ろを向いて。

あ、もう駄目だ。

堪えきれなかったのであろう岸くんの想いの大きさに、全ての感情が崩壊してしまった。でもすぐ笑顔に戻って深く深くお辞儀をした岸くんの強さにも。崩壊した私はもう戻れなかった。

もう4ヶ月前のことなのに思い出すだけでも言葉に詰まるし、冷静に書くことができなくてごめんなさい。これ以上書けなさそうだからこの話はこのへんで終わりにします。

ただ、流されたスイカに目が潤んでしまうくらい涙もろい岸くんが、あの日は最後の瞬間になるまでずっと笑顔で歌い続けていたことは忘れられない。

5月22日は意外と静かにやってきた。5人がひとりずつブログを更新してくれて、それに泣いたり笑ったり泣いたりしながら過ごしてた気がする。でも実はこの日一番覚えてるのって、0時を過ぎて岸くんのソロアー写が公開されて岸担さんで「カッコいい!!」て沸いた瞬間なんですよね…

もちろん悲しかったし感情迷子になったし、みんなも空元気だったのかもしれない。でもすごく楽しくて!岸担から、まだまだ終わっちゃいねえ!!こっから盛り上げてやろーじゃねーか!って気運をビシビシ感じて、元気をもらえたんだよね。

実際この4ヶ月間はめちゃくちゃ楽しかった!!私は根っこまで紫色の岸担だから、主人公・岸くんみたいな感じで、全集中して応援できるのが超幸せやった。それを岸くんが大好きな人達で盛り上がれるのも楽しくて!もうほんと、一切の妥協なく毎週のようにGメン祭りしてきたよね。それもしごでき公式さんが素敵な企画をいっぱい打ち出してくれたおかげです。BIG LOVE(大喜利はまじでしんどかったですよ?!でも良い思い出)

あとソロになってからの岸くんは、日を追うごとに男らしさにどんどん磨きがかかっていった気がする。めちゃくちゃカッコよかった。

岸くんの顔って第一印象は「可愛い」なのかもしれないけど、個人的には「儚さとたくましさが共存する顔」ていうのが一番しっくりくる。この儚さが色気を醸し出してるんだよなあ。そういう顔ってなかなかない気がする。このなんとも表現しがたい魅力がここ最近ぐっと大人びて倍増してた。しかも雑誌の表紙が出るたびにガラリと違う空気を纏ってくるからとんでもないんだって。そういうことができちゃうんですよ、岸優太は。

7月はいよいよ『Gメン』の完全披露試写会。舞台挨拶で岸くんが錚々たる共演者に囲まれ、真っ赤な階段のど真ん中を降りてきたときの感動たるや!!!!堂々と歩く岸くんは光り輝いてて最高にカッコよかった。ついにここまで来たかと。岸の時代、来たかと。感無量ってこういうことを言うんだなって思った。なのに話した途端いつもの岸くんでホッとするし笑ってまうし(笑)もれなく登壇者全員に笑顔の渦を巻き起こしちゃって、ほんと大好きってなった。いやはや、この舞台挨拶も、岸担ライフの記憶に残る瞬間でした。

『Gメン』の公開日までは長いようで短くて、でもやっぱり長かった。だって待ち遠しぎて、公開初日の私は多分地面から数センチ浮いてた。よく転ばんと映画館にたどり着けたもんだ。ドキドキしながらひとりで3,000円するプレミアムシートに座って。なぜか私が緊張で吐きそうで。

スクリーンが暗転し、勝太のあの笑い声が聞こえた瞬間「あ、今夢が叶ったんだ」と思った。そしたら視界がぼやけてもうダメだった。岸くんのカッコいい顔面が大スクリーンに映し出されてる。

岸くんめちゃくちゃカッコいい。めちゃくちゃカッコいい!!!この人、私の推しなんだよ!!最高の推しなんだよ!!JKをナンパしてるけど!!!!最高のスターだよ!!!!!て今すぐ映画館で立ちあがって叫びたくなるぐらい感情が溢れまくった。

でもGメンは私の個人的感情なんて知ったこっちゃないので、息するヒマもないくらいどんどん話が展開していく。おなか抱えて笑ったり、岸くんのアクションに息を呑んだり、恋愛模様にドキドキしたり、友情に胸が熱くなったり、いや忙しいわ!!!!初見は本当に、ジェットコースターに乗ってるみたい!!!!なにこれめっちゃ楽しい!!!!!!!!!って思ってたら、アッというまに終わってた、というのが素直な感想。

え、めちゃくちゃ面白かった。

放心状態になりかけたところでエンドロールに「岸優太」の名前が流れて感情のダムが決壊した。終わった瞬間ふらふらになりながらトイレに駆け込んで、ひとりで号泣しました。

『Gメン』最高やん。作り手の熱いこだわりが詰まりまくった最高の映画やん。

そんな映画に、岸くんが主演としてスクリーンに映ってたことが誇りでしょうがない。私が岸くんに出会ってから4年間、この日を待ってた。この景色がずっと観たかったんだよ。今までの岸担ライフが走馬灯のように駆け抜けて、ただただ、泣けた。

『Gメン』は公開初日から今日で37日目。『Gメン』が全国の映画館で復活上映したり、このタイミングで上映館が増えたりと、嬉しい波が起きてる。

それは岸担のでっかい愛が起こしてくれたものだって思ってる。でも根底にあるのはきっと"バカで熱くて面白い"をとことん貫いた『Gメン』が、ファンだけじゃない色んな層に刺さったからなんだと思う。実際、それを肌で感じてる。

魂を込めた作品を世に出してくれた瑠東監督、小沢先生、クロマニヨンズ、出演者の皆さん、ほんで鉄腕DASHを見て『Gメン』という作品に岸くんを引き合わせてくれた峠本プロデューサーには感謝してもしきれないよ・・・(まじオマエ誰やねん!)そして何より『Gメン』の主演として最高のエンターテイメントを私たちに提供してくれる岸くんに。

映画館に行けばスクリーンでカッコいい岸くんを見れる。それって全然当たり前じゃないことなんだって、4年間ずっと応援してきたこそわかる。だから1回1回、噛みしめながら全力でもうちょっと『Gメン』を楽しむよ。

こうして今日この日に至ります。

本音を言ってしまうと、あの日からずっと「岸くんが選ぶのならどんな道でも応援するオタクでありたい」というプライドと「でもやっぱり表舞台に立つ岸くんをもっとみたい」というオタクの欲が私のなかで喧嘩してる。

だって岸くんが見れなくなる日を想像しただけで、足元にポッカリ穴があいて暗闇に落ちていくみたいな感覚になる。悲しいとか寂しいとか通り越して、怖いのよ。

会社に向かう電車の中でイヤホンからキンプリの曲が流れるたび、岸くんのあの歌声をもう一度聴きたいって、崩れ落ちそうになる。ライブ映像を見るとそこには輝く岸くんがいて、岸くんが踊るダンスは岸くんにしか踊れないんだよって心のなかで語りかけてしまう。

今の岸くんが見られるこの瞬間を、消えないように毎日、必死に記憶に焼きつけてるし。

いやあ…岸くんの歌が聴けない世界なんて、岸くんのダンスが観れない世界なんて、無理だって。岸くんの演技も、まだまだ無限の可能性があると思ってる。勝手に色んな夢を思い描いてしまうよ。表現者の岸優太をこれからもっともっとみたいんだよ。こんなこと言ってごめん。諦め悪くて本当にごめん。

岸くんの決断は全肯定してる、それは間違いなくて、でもこんなに才能に溢れた唯一無二の人ここで諦められない。

ただそんなとき思い出すのは11月のあの日に見た岸くんの顔で。この先の未来、もう二度と岸くんがあんな表情をする瞬間がきてほしくない。それだけは私のなかで絶対揺るがない願いなんだよね。そう考えると、私はもう、岸くんが心から納得した道に進むことを全力で応援する一択なんだわ。それがどんな道であったとしても。吐きそうなくらいしんどいけど。

ほんとそれくらい、どうしようもなく大好きなんですよ。岸優太という人が。

付き合いたいとか、結婚したいとか、そういうのじゃなくて、いやそれもそうなんだけどもっと別の次元で、大好きなんだ。ひとりの人としてまるっと愛おしくて尊敬している人。岸くんがこれからどんな人生を歩むのかが楽しみだし、どんな景色を見せてくれるのかワクワクしてる。そうじゃなくても世界のどこかで笑っていてくれるならそれでいい。もし誰かと結ばれたらちょっぴり寂しくなるのかもしれない、けどそんなの吹き飛ばすくらいきっと楽しいしにやけちゃうし(なんかごめんな)、めでたくてしょうがない。そういう、大好きなんだ。

ただ、岸くんに幸せになってほしい。

ほとんど会ったこともない人のことをこんな風に本気で思えることあるんだなって、自分でびっくりするよ。初めての感情かもしれない。

こんな重い愛が万が一本人に伝わる場があったとしても、岸くんには「あざっスあざっス」って軽く流してほしい。それを聞いて「いやいや軽すぎるやろ!」ってツッコみたい。そんなノリがいい。こっちが勝手にこんな激重な愛を抱いてるだけなんやから、岸くんにはそれをものともせず責任も背負わず、ただ私の言葉と金がまわりまわって彼の自信になって、彼が好きなように生きたらいい。

うわ、重!!!!!!!やばい!!!!ひかれそう!!!!!!これ大丈夫?!

なんか綺麗事言ってるみたいけど、無償の愛とかそんな高尚なものでもなくて、あくまで私は一消費者として、アイドルの岸くんをずっと消費している立場だ。その自覚だけは忘れないでいたい。強欲なオタクだから勝手な欲望だってとめどなく出てくるし、どうしてもそれを諦められずにいるし。でもそれは私自身の問題だからさ。私が岸くんの自信の源になれたらそんな幸せなことはないけど、直接話すことすらない赤の他人なので、せめて岸くんの足枷にならないような存在でいたい。

だから彼に直接伝わってほしいのは、大好きって愛と、ありがとうって感謝と、何があっても幸せでいてほしいという願いだけです。

ただ、、もしも岸くんが選んだ道の先に、私たちオタクもファンとして関われる場があるのなら、そのときは全力で応援させてくれたら嬉しいな。

可愛くて、曇りひとつない笑顔で私の心を照らしてくれて、かと思いきやドキッとするようなカッコよさと色気を秘めていて、みんなを楽しませようと率先してオチをつとめてくれて、でも意図せずとも周りを全員残らず笑顔にしちゃう天才の天然で、リアリストなのにどこまでもピュアで、ごはんに誘ってもなかなか来ないのに先輩からも後輩からも愛されていて、生き物への愛情が誰よりも深くて、ブランド物はあまり着ない庶民的な一面がずっと残っていて、でも実は私生活を謎に包んでいる真のアイドルで、だから隣にいそうなのにどこにもいなくて、シンプルなファッションがさりげなくお洒落で、誰にも真似できない唯一無二のセンスを持っていて、繊細で優雅なダンスを踊って、聴いている人の心を揺さぶるような歌声で歌って、台詞がなくとも瞳ですべてを語ってしまうような演技をして、誰かを言葉で貶めるようなことを決してしなくて、全てを自分の責任として背負う強さがあって、太陽みたいに明るいけど本当は月のように静かで、芯があって、言葉に出さずとも背中で示してくれて、「優しくて太い」を生きているような人で、ずっと信じられる。

全人類が愛さずにいられない天使のような人。後にも先にもどこにもいない人。

私が大好きな推しは、そんな人。

あーもう本当に!最高で自慢の推しなんだけどどうしよう?!?!?!

明日からどんな未来が待っているかはまだわからないけど間違いなく言えるのは、岸くんに出会えてよかった。

岸くんと同じ時代に生まれてよかった。

岸担、最高。

アイドルとして、最高のエンターテイメントと抱えきれないくらいの幸せと、でっかい夢を見させてくれてありがとう。

きっとMyojoの取材でも、いつものあの手のポーズをしながら満面の笑みで私たちにハピネス!という言葉を贈ってくれたであろう岸くんへ、心の中で叫びます。

岸くんにたくさんのハピネス!が降りつづけますように。大好きだーーーーーー!!!

10月もGメン観にいくね